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奥の家

奥の家_d0103733_19135766.jpg
築百年の家で
築百年の家の話。
売春宿のお話。


今回も
かんちゃんの女形は
ハマリすぎ。

顔も
四肢も
指先までも

なんと
美しいことか。


益山先輩の作りだす
懐かしく切なく
ロマンチスクであり現実的である
素敵なお芝居は

いつも
私を奮い立たせるものが
あって

15歳の時
彼の「銀河鉄道の夜」を観てから

ずっと

あの空気に
憧れと期待を抱いているのです。



染み付いた気配に
幸せを感じ

無くなるものに
想いを馳せて

それでも
前に進まなければならないこと。

それは
とても力がいります。

懐古趣味であれば
尚更 。


無くならないのは
難しいこと


ただ
それが必然だとしても
心に何か引っ掛かる、
その部分が
すごく大切な気がします。


彼の表す世界は
いつもそれを
思い出させてくれるのです。




素敵な夜を
ごちそうさまでした。
# by feeljazzin | 2007-04-21 23:31 | 日々の柄

どこにいこう。

どこにいこう。_d0103733_20173198.jpg


今年は
まだ

ちゃんと
桜を見てなかった。



職場の梅田には

申し訳なさそうに
咲く花が

ちら ほら

あるのだけど。



仕事終わって

送迎・歓迎会終わって

似顔絵描いて

友達と話して

帰ってきた

今日の明け方前。


家から
徒歩5分

花の季節は
毎年
別世界
のようになる

川沿い に

出向いてみた。



街灯の光りを
受けて

咲き誇る
ソレ は

眼に
焼き付けることしか出来ぬ
美しさで


すこし

泣きそうでした。
# by feeljazzin | 2007-04-07 20:17 | 日々の柄

夢みたいな夢をみた。

夢みたいな夢をみた。_d0103733_21103521.jpg

帰ると人がいるのって
いいな

明かりが灯っているのって
いいな

いいな

な。


そんな
ふうに

あの人の影を

追って


思い出に暮れては

いけない。



目の前には

先へ進む為
用意されたもの

積み上げた
課題


たくさん

見えてるの
に。


に。


横に

君が
居てくれたなら


もっと


頑張れるんじゃないか、



思っただけ。


あたし

こんな

ありふれた

流行りの歌
みたいなこと


言えるねん。


笑えるな。




キヲク


美化
されてしまう
前に



それとも



既に、
# by feeljazzin | 2007-04-02 21:10 | 日々の柄

目の前に

目の前に_d0103733_1954182.jpg

やりたい事と
すべき事と
できる事

山積み。

最近
ボーっとしすぎていたせいで
消化不良気味。


こうなってくると

動きだした時の
あたしは
Bダッシュしがちで

転び方も
激しいんだな。


だけど
昔みたいに
頭擡げて悩むことは
なさそう。

今回は
ゆっくり
消化できそうです。


うーん、
でも気付いたら
走ってるんかもなー。。




話は変わるけど

今日は朝から
外にいて思った。
例年より
一ヶ月も早くに。

“昼間は敵”

寒いくせに
日差しが夏っぽかったのは
気のせいでしょうか。

日焼け止め塗らなくちゃ。
肌がただれてしまフ。 。

 
# by feeljazzin | 2007-03-12 19:55 | 日々の柄

夢は続く。

井上光太郎君の個展
「僕らは今日も影夢の続きを見ている」
のクロージングパーティーに行ってきた。

困った事に、出かける直前
財布が無いことに気付いて
結局
無一文で出かけたのでした。

半プータロー状態とは言え
22歳にしてありえん。

昨日出かけた時に無くしたのかなぁ。。
だったら絶対見つからんやん(;;)

入ってたお金はたかだか1500円。
されど1500円。
財布もお気に入りだったし
精神的ダメージがでかすぎる。。。
うぅ。。


そんなこと考えながら
双馬ビルに到着。
下でキャシーと瞳ちゃんに会ったので
一緒にギャルリー・ウーへ。

入ると既に知った顔が立食会。
光太郎君は
今朝方までわざわざお料理作っていたんだそうな。
なんたる心遣い。

深い色使いと家の絵が印象的な
光太郎作品やけど
最近描いた人物画なんかは
深みがありつつ鮮やかな変化が感じられて
面白かった。
「ここから変わっていく予感をさせる絵やから
なんかワクワクする。」
てジャタニは言うてた。なるほど。

あたしが一番好きやったのは
入り口すぐの黒い空の絵。
一番動きが無くて穏やかで
暗い感じがするんやけど
静寂な中に何か惹かれる部分があって
使われてないことで
逆に色を感じたと言うか。。

しまった、
絵の説明してもらえばよかったな。

でも
いつも着ないジャケットと新しい眼鏡で
ミニマム感の増した本人は
来客対応でテンパっていた様子。笑

また今度聞こ。

雨男の異名を持つ彼ですけども
いつもの工芸メンバー率が高かったおかげで?
うちらが帰るまで
空が持ちこたえてくれた。

湿った匂いが
土臭くて

雨降るのに
寒くない感じがする。

春なんだなぁって
実感したのでした。
# by feeljazzin | 2007-03-10 23:59 | 日々の柄


絵描きの日常と妄想を綴る記録帳。

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